活字の海で溺れてます

本とは出会い...

自分の時間

夕方からある会合に出席しようと出かけた。会場で案内を見るとそれらしきものは書いてない。はて?毎月第3水曜日じゃなかったかな?そういえば今週は事前の案内をみてないな。かん違いか、、、

ワーッと歓声が聞こえる。なんだろ?隣の球場でプロ野球オープン戦をやっていた。若いジャージ姿のカップルとすれちがった、どちらもいい笑顔してる。さわやかだ。こちらもうれしくなるね。内面ってほんとひとの顔にあらわれるなあ、最近それがわかってきた。自分はいけてるのかな??自分じゃわかんないもんね。顔みれないし。祈ろう、いけてることを。シャー・アズナブルみたい。「赤い彗星」ってほんといいひびきであこがれるよね。関係ないけど私の車は赤いのだよ、ふふ。ちょっとTSUTAYAに寄って雑誌でも読んでくか。

やめとこう、と思いながらビジネス書籍の棚に行ってしまった。渋い紫の背表紙が目立っていた。アーノルド・ベネット、知らんな。渡部昇一は知ってる、保守本流の論客で、どこかの教授だったよな。「ゼロ戦と日本刀」を以前読んだっけ。

 

ここで渡部昇一さんの訃報を知りました。びっくりしました。虫の知らせなのでしょうか。襟を正した日本人という印象でいくつか著作を読んでいます。ご冥福をお祈りします。

 

めくってみる、「もっと時間があれば、は言い訳にすぎない」、重い言葉だが、そのとおりだ。「ブリックストンを出発したというだけでも、何がしかの意味があるのだ。なぜなら、たいていの人はブリックストンを離れたことすらないからだ。」そのとおり、まず踏み出してみる、それが大事なんだよね。表紙のかっこいいのも後押しした。自己啓発書は麻薬のようなものでついつい読んでしまうので近づかないようにしてるのだが、、、

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まえがきを読んでまずびっくりしたのは、内容が100年前とは思えないこと。1902-8年頃のロンドンで書かれたらしいが、人間の悩み自体は変わっていないということか。なんかちょっとホッとする気もする。

あなたは毎日24時間で生活するしかない。24時間の中で、健康も楽しみも、金も満足も尊敬も得ていかなければならない。また、その中で不滅の魂を向上させていかなければならない。

ほんとそう、24時間しかない。全力で生きないと。背筋が伸びる感じの本。